丸岡いずみの決断! 代理母出産で46歳のママに!

コラム

23日発売の『婦人公論』インタビュー記事を読まれた方はいますか?
もしくは同じ23日に放送された日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」をご覧になった方。

この「ミヤネ屋」では、フリーアナウンサーの丸岡いずみさん(46)と夫で映画コメンテーターの有村昆(41)がロシア・モスクワからの中継で出演。
ロシア在住の代理母出産で第1子となる男児をもうけていたことを生報告されていましたよね。
また、『婦人公論』ではロシアでわが子との涙の対面を果たした感激を明かし、有村が抱っこする赤ちゃんに寄り添う幸せいっぱいの3ショットも披露されています。

ここで、今回丸岡いずみさんが選択した『代理母出産』というものが何なのか、気になりませんか?
あまり耳にすることのない言葉だけに、余計に気になるのかもしれません。
『出産』というからには、不妊治療にも関係しているのかな、とも思います。
そんないろいろな疑問についてちょっと調べてみることにしました。

 

代理母出産って何?

そもそも、まずは『代理母出産』というものが何なのか、ということを調べてみたいと思います。

代理母出産とは、ある女性が別の人に子供を引き渡す目的で妊娠・出産することである 。代理出産ともいう。懐胎時を含めて表現するために特に代理懐胎と表す場合もある。また、その出産を行う女性を代理母または養母出産という。
ウィキペディア

この文章を見る限りでは、誰でも代理母出産をすることができそうです。
でも、現実はそうではありません。
代理母出産とは、子どもを希望している女性が、子宮などの病気により自分で妊娠・出産をすることが難しく生殖医療の技術を用いて妊娠することやその妊娠を継続し、出産してもらい、生まれた子を引き取ることをいうのです。

実際、丸岡いずみさんも二度の流産経験から子宮内膜に十分な厚さがなく、着床しても妊娠継続が難しい「不育症」である可能性が高かったのです。
そのため、16年に米国のエージェントと代理母の契約をされたそうです。
ロシア在住の代理母に決まったのは同年冬。17年4月には「受精卵が着床した」という連絡があり、今月3日に待望のうれしい報告を迎えられたのです。

このようなニュースを読んでいると、代理母出産というのは、不妊治療も限界。
そんな人たちにとっての希望の光ともいえそうです。
でも、日本ではあまり耳にすることがありませんよね。その理由を調べてみたいと思います。

 

日本で代理出産で認められているの?

結論から先にいうと、日本での代理出産は原則、認められていません。

日本産科婦人科学会の見解としてはまず、代理母に依頼すること自体が妊娠と出産によって育まれる母と子の絆を無視するものであり子の福祉に反するとしています。
国の見解としては2008年に自民党のプロジェクトチームが複数の条件をクリアすれば代理出産は行ってもいいということ、そして報酬は無償であるという案を決めました。しかしその後の進展はなく代理母出産については宙ぶらりんの状態です。

代理出産については賛否両論があるのが現実です。
しかし、子供が欲しい夫婦が日本では無理ならと海外に行くというのも事実なんです。

費用ってどれくらいかかるの?

この代理出産ですが、海外に渡航しないといけないという現実からかなりの金額がかかるということは簡単に分かると思います。
今回の丸岡いずみ夫妻の代理母はロシア在住ですが、このロシアで代理母出産にかあkる費用は500万~1000万らしいです。
当然、それぞれの国によって費用は異なります。
かつてはアメリカに渡って代理出産をする夫婦が多かったのですが、この場合、渡航費も含めて2000万を超えることもあるとか。

そのため、現代では発展途上国に渡って、代理母出産をするというケースが増えているそうです。
この場合の費用は数百万ということですので、アメリカで代理母出産をすることを考えると費用の面ではずいぶんと楽になりますよね。
なかでも近くて医療技術も高いということで、タイで代理母出産をすることが多くなっているそうです。

 

問題点ってないの?

代理母出産は不妊治療の方法としてたしかに一筋の光ではあると思います。
でも、代理母のお腹で育てて出産というプロセスは普通の出産と変わるものではありません。
となると、障害児が産まれる可能性、また流産などのリスクがあるのも当然です。
また、妊娠が進む中で胎児に障害がみつかることで、代理母と依頼人の間で引き取る引き取らないのトラブルが発生する場合もあります。

賛否両論ある代理母出産ですが、少子化対策として考えることもできることだと思います。
ただし、リスクのある方法だということをきちんと理解する。
現在では海外でしかできないので情報をきちんと集める。
そういったことが重用になってくるんでしょうね。

 

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