冬の神戸を彩るものとして有名なのがルミナリエ。
毎年、12月になるとニュースなどでも取り上げられていますよね。
費用の問題などで開催が危ぶまれているといわれていますが、2017年の12月も無事に開催されることが決定しています。
ルミナリエが始まった頃はクリスマスシーズンの2週間ほどの期間だったように覚えています。
クリスマスの雰囲気とルミナリエの荘厳な空気が神戸の街を華やかにしていたと思っています。
ところが、現在は12月上旬の10日間ほど。
これも費用の関係や近隣の住民の声などがあったのだと思います。
たしかにルミナリエはステキなのですが、会場近所に勤めている友人は逆にこの時期は嫌いだと言っていましたから。
よく聞くと、あまりにも人が多くて、移動にも困るとか。
他にも万引きなども横行しているという話を聞きます。
そうなると、クリスマスシーズンを外すというのも仕方がないことなのかもしれません。
このルミナリエですが、当初の物よりも規模が年々縮小されています。
たしかにあれだけのイルミネーションを無料でというのは考えただけで大変だということはわかります。
同じように有名なイルミネーションに『なばなの里』がありますが、こちらは入場料が必要ですからね。
でも、ルミナリエは阪神大震災の鎮魂の意味を持っています。企業や個人の寄付で賄っていくというのが、本来の姿なのかもしれません。
ルミナリエ観覧のおススメスポット
ルミナリエの観覧は基本的にひたすら歩きます。
三宮から元町の大丸方面に向かっていき、ぐるりと大丸を周回して途中から光の回廊へと入っていきます。
人の波に押されながら歩いていくので、小さなお子さんがいる方は大変かもしれません。
実際、あの人ごみの中でベビーカーは危険でしょうね。
子供連れの場合は親が抱っこしている姿をよく見ました。
となると、少しでも楽にルミナリエをみたいというのが本音ですよね。
そんな時、おススメのスポットがあるんです。
それが神戸市や苦慮の展望台。ここは26階にあるので、ルミナリエがとてもキレイに見えます。
初日の点灯式はここで見るのもいいかもしれません。
ただし、ここで見て光の回廊を歩くというのは一度、三ノ宮駅方面に戻らないといけません。
メイン会場の東公園だけでいいのならこの展望台で楽しんでからそちらに移動すればいろいろなイベントを楽しむことができます。
また、普段は人が少ないのですが、ルミナリエの期間はやはりここも人が多いです。
展望台まではエレベーターで上がるのですが、順番待ちをしないといけないことも覚えておいてくださいね。
とはいえ、上空から見るルミナリエも本当にステキです。
歩くのが大変。
光の回廊を歩かなくてもいい。
そんな場合なら、ここでの観覧はおススメです。
これからもルミナリエが続くことを期待して
阪神大震災の鎮魂のために始められたルミナリエ。
全国的にイルミネーションが盛んになってきたのもこれが始まってからのように思います。
いろいろな意味でこれからも続いて欲しいと思うのですが、やはり資金的に厳しいのも現実。
というわけで、ルミナリエに行ったときは、来年もまた来れるようにという願いをこめて寄付をするようにしています。
個人で行う寄付なので微々たるものなのは分かっていますが、それでもやらないよりはまし。
今年もルミナリエにはいく予定にしています。
その時、やはりいつもと同じように「来年もよろしく」と寄付をするんだと思います。
いつまでも、この素晴らしい光の祭典が続くことを期待して。
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