相撲芸人・あかつに何があったのか? 痛風になった時に知っておくこと

痛風って病気、聞いたことありますよね。
なんでも、ちょっとしたことでも痛くなるという大変な病気のようです。
この痛風のおかげでひどい目にあった芸人がいるのですが、ご存知ですか?
13日に放送された『さんまのお笑い向上委員会』の中でのことです。
同番組のエンディングで毎回設けられている「SURVIVAL TIME」。
この時にあった出来事です。
相撲芸人というだけあって、あかつは力士のモノマネを得意としています。
そのネタで「SURVIVAL TIME」では常連となっているんです。
この日、参戦したのは14組なのですが、特別にあかつの異常事態がオンエアされたんです。
参戦表明したあかつにさんまが名指しで指名。
元気よくネタを始めた瞬間に、挙動不審に。
さんま:「どうしたん?」
あかつ:「足、痛くなっ…ごめんなさい……マジで痛い。痛風かもしんないです」
この後、他の出演者とのやり取りも見られた方もいると思います。
でも、その時に痛風ってそんなに急になるものなの?っていう疑問も出たと思います。
というわけで、痛風ってどんな病気なのかちょっと調べてみました。
痛風ってどんな病気?
痛風という病名はよく耳にするけれども、どんな症状なのか知っていますか?
痛風とはある日、突然、足の親指などの関節が腫れて激痛に襲われる病気なんです。
男性に多い病気ですが、女性でも安心することはできませんよね。
この激痛は発作的に起こることから「痛風発作」と呼ばれています。
困ったことにこの発作が起こると、2~3日は歩けないほどの痛みが続くんです。
風が吹いても痛いと言われるのはこのあたりからでしょうか。
この病気が怖いところは、発作の時の痛みだけではないんです。
痛風の病気の背後には「高尿酸血症」という病気が潜んでいるんです。
そして、この高尿酸血症は糖尿病や脂質異常症、高血圧を合併しやすいことでも知られています。
それだけではないんです。
体内に尿酸が増えると、関節だけではなく腎臓に結晶化した尿酸がたまることがあります。
腎臓の中に尿酸結晶がたまると、慢性腎不全という怖い病気になってしまう可能性もあるんです。
痛風を予防することってできるの?
痛風という病気はたしかに怖い部分が多いです。
でも、この病気は生活習慣の改善で危険因子を減らすことができるんです。
よく言われていることですが、痛風の危険因子は5つあります。
- 過食
- 高カロリー食
- 動物性食品のとりすぎ
- 多量の飲酒
- 運動不足
かつて、痛風は贅沢病だといわれていました。
たしかにこれらの危険因子をみていると、そういわれることにも納得できますよね。
そして、現代では油断するとこういった食生活になりやすいですよね。
ということは、これらの危険因子の逆のことをすれば、痛風は予防できるということです。
食べ過ぎに注意する。
プリン体を多く含む高カロリー食やアルコールを控えるようにする。
これらのことを意識するだけで、かなり予防には効果的だと思います。
それ以外には水分を十分に摂るということも必要です。
ただし、この時の水分は甘いジュースやアルコール飲料ではなく、水やお茶にしてください。
運動は必要ですが、過激な運動をしてストレスにならないように注意が必要です。
なぜなら、ストレスも痛風の原因の一つと考えられているからです。
痛風を予防する方法って生活習慣病の予防にも通じる部分があります。
私自身も健康診断でメタボ判定を受けてしまいました。
痛風という病気は男性に多いとはいっても、女性に無縁な病気というわけではありません。
TVのあかつの姿をみて、真剣にダイエットをしなければ、と思ったのは内緒です。
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