親指が腱鞘炎になってしまった!?

 

月曜日の朝のことでした。
仕事に行くために着替えをしていると、急に左の手首が痛くなったんです。

これくらいなら大丈夫だろうと思って、無理に着替えて車に乗りました。
しかし、シートベルトの着脱にボタンを押すことがまともにできない。
車のギアの入れ替えも困難。
とどのつまりが仕事で2Lのペットボトルやお米、ビールのケースが持てない。

これってやばいんじゃないかとその時になって思いました。
しかし、月曜日はシルバーウィークの関係で祝日。
火曜日は休めなかったので家にあった湿布薬を塗ってごまかしていました。

なにより、時間が経つにつれてマシになっていたのが大きかったです。
月曜日の夜は洗い物をしていてもお皿やコップを落としそうになるくらい痛かったですから。

で、本日、水曜日。行きつけの整形外科を受診してきました。
そこででてきた病名が『ドケルバン病』
それってなんですか?っていう状態でした。こうなったら調べるしかない。
というわけで、親指の痛みに伴うこの病気のことについてお話します。

ドケルバン病=腱鞘炎?

整形外科を受診した時、先生に状況を細かく説明しました。

それを聞いていた先生、おもむろに左手を持つと、親指のあたりをおさえる。少しだけですが痛いんです。
それと握ったまま小指の方に向かって動かす。それをすると親指側の手首が痛くなる。

そこで先生が一言「ドケルバン病ですね」と。思わずそれって何ですか、と聞き返しました。
なにしろ、今まで耳にしたこともない病名だったんですから。

すると、先生は手首から肘にかけてをなぞりながら、ここの筋肉(長母指外転筋)が腱鞘炎を起こしていると。
つまり、ドケルバン病というのは親指が腱鞘炎を起こしてしまったというわけなんです。

病名だけだとおどろおどろしいのですが、腱鞘炎と聞くと安心です。
そして、私の職場では腱鞘炎は職業病に近いものがあります。
なにしろ、毎日のようにビールのケースや10㎏のお米など持っているんです。
そりゃ、手首に負担がかかるのは当然です。

こうして、痛くなったわけはわかりました。
では、その治療法はどうなのかというのが気になりますよね。
次にその治療法についてお話します。

やはり、安静が一番です

治療法とはいっても、ドケルバン病は腱鞘炎の一種です。
基本的には炎症を起こしている場所を休めるのが一番です。
つまり、安静にしておくわけですね。

とはいっても、親指ってどうしても使ってしまいます。
なので、なかなか治らないし場合によると悪化してしまうというわけなんです。
それを防ぐためにはどうすればいいのか。

装具をつけることで強制的に親指を使えないようにしてしまいます。
たしかにこうすれば安静にすることはできます。
しかし、利き手の場合はよく使う手のよく使う指の動きが制限されます。
また仕事でよく手を使う人がなる場合が多いので、日常生活上の不便が発生します。

他にはステロイド注射というものがあります。
これは『魔法の薬』ともいえるくらいよく効きます。
実際、私もステロイド注射をしてもらいました。

ただ、このステロイド注射は効果があるかわりに何度もすると腱自体が弱くなってしまうという欠点があります。
私が打ってもらったステロイドは『ケナコルト-A筋注用関節腔内用水懸注40mg/1mL』というものです。

ケナコルト-A筋注用関節腔内用水懸注40mg/1mLは副腎ホルモン剤に分類されるお薬です(※ジェネリック医薬品ではありません)。

「副腎ホルモン剤」はいわゆるステロイド剤です。炎症を鎮めたり、免疫を抑制する作用があります。

感染症、急性心筋梗塞、結核性疾患の方には使えません。

副作用として、食欲亢進(食欲旺盛な状態)、多毛(軟毛が硬い毛に変化すること)、色素沈着(生体内に色素が沈着して黒ずむこと)が起きる可能性があります。

重大な副作用として、呼吸困難(息苦しさなどの呼吸障害)、糖尿病(血液中の糖度が高まる病気)、視力障害(ものの見え方に異常があること)が起きる可能性があります。

たしかにステロイド注射をすると痛みは感じなくなります。
でも、だからといって治っているわけではないんです。
安静にしないといけないというのは注射をしてもしなくても同じなんです。
つまり、基本は安静にして炎症を抑えるしかないということがいえるんです。

実はスマホ病ともいうんですよ

このドケルバン病は親指の腱鞘炎だということをお話ししました。
たしかに仕事の上で親指をよく使う人はいますよね。
でも、今はそれ以上に親指を使う機会が増えていませんか?
それはスマホの操作ということです。

私も子供に「親指が腱鞘炎になった」と言ったら、「スマホのし過ぎ」と言われました。
とはいえ、そんなに長時間スマホはいじってませんよ。
私の場合は発症する前日にビールを6ケース包装したことが一番の引き金だと思います。

でも、現代社会でスマホをいじらないっていう生活も考えられませんよね。
調べてみたら1日に2時間以上スマホをいじっているとスマホ病ならぬドケルバン病になりやすいそうです。

2時間って長いようですがオンラインゲームしたり電子書籍を読んだりしているとすぐに経ってしまいますよね。
そのあたりのことも気を付けて、スマホとのお付き合いも考えないといけませんね。
もっとも、私はまずは湿布を貼って親指の炎症を止めることから始めることにします。

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